小野 智暉

入社4ヶ月め頃から先輩方の資源買取りに同行しています。お取引先様は個人事業主様から商社様まで様々です。気さくに「お、部長さんが来たね」などいじってくださる方もいらっしゃるんですよ。
新人研修が役立っていて、商談に出るリサイクル品目も、現物を工場の各部署で業務しながら見ため分かります。業界用語や、社内の用語も自然に覚えていけました。

今の私のテーマは、お客様との良いコミュニケーションです。私自身は壁はないつもりですが、お客様がどうお感じかは分かりません。もう少し自分をオープンにしてもいいのではと考えています。

当社に直感で入社を決め、実際、よかったと感じています。
一つは仕事。当社は何十種類もの金属を仕入れます。その相場、為替、それらに直接的に関わる世界情勢など、視野が思ってもいなかった方向に広がり、知識が積み重なる。これが楽しく、ノートが何十ページにもなっています。
職場環境も良いです。周囲の先輩方が、営業後など私の不足点を気さくに指摘してくださいますし、上長は毎月の面談で目標を提示してくださいます。

最近、私生活でも、部屋のサッシや雑貨店のステンレスカップなど「どんな金属だろう」と見てしまいます。当社が扱う品は全て、もとは社会で使われていた「製品」なんですよね。

学生の頃、営業職の仕事とは「売る」ために商品を話し続けるものと思っていました。しかし異なりました。上長や先輩方とお客様の会話はほとんどが日常的な雑談で、最後に仕事の話で締めます。用件一辺倒ではないのですね。
また、テニス部に所属していた学生の頃、交渉する時は敬語だけを使えばよかったですが、そうではない。先輩方の営業は、敬語と話言葉、緩急や間のとり方など、それぞれのスタイルが凄く、フォローもしてくださるので学びが多いです。

そうですね…直近ではピアノを上手く弾きたいです。学生の頃に買ったキーボードがあり、ゲーム音楽のアレンジなどを弾きたい。名曲が多いのですよ。ピアノを弾く友人の動画で練習しています。
NHKに街角ピアノの番組があります。街に公共ピアノが置かれ、通行人が弾き、皆が耳を傾けます。それが私の大学時代の福島駅にあり、バイト帰りに誰かが弾いていたりしました。私は旅も好きで、どこかでいつか1曲弾けたら最高ですね。

ピアノもですが、私は挑戦が好きだと感じます。福島の大学から岩手本社への就職も同じかもしれません。リサイクルの知識、独自の営業スタイルなど、できないところから知識を増やし、練習してこつこつ重ねていくこと、上達したと感じられることが好きです。活躍できるようスキルを磨きます。